さいとう伸一の
政治活動報告

  3.障害者の福祉的就労への支援



 質問
 企業の障害者雇用の促進が進む一方で、地域の障害者施設に通う、いわゆる「福祉的就労」に対して、他都市では、携帯電話からレアメタルの回収作業を障害者施設が受けることで、工賃の向上に繋がっているとの事例もあります。福祉的な視点に加え、工夫次第で、もっと収入を得ることができる仕事となる可能性は十分にあると考えますし、その努力を惜しんではならないと思います。

  • 福祉的就労の拡大や工賃向上に向けて、どのように取り組んでいくのか伺います。
 林市長答弁
 専任の嘱託員を配置して民間企業や市役所内の各部署に対して作業発注の働きかけをしています。
 水道局が水道メーターの分解作業を3か所の施設に発注していますが、各施設においては安定した収入が確保され、利用者の工賃も向上しています。
 交通局は、バス停留所の清掃作業を発注していますが、25年度は実施箇所を拡大していきます。
 今後とも、障害者施設における福祉的就労の拡大や工賃の向上に取り組んでまいります。

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