質問 |
昨今の厳しい経済状況の中で、例えば年少扶養控除の廃止後の子ども手当ての減額など、子育て世帯の「負担」や「不安」は増しております。 このような状況の中で、24年度予算案では、7年ぶりとなる保育料の見直しが提案されております。 |
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林市長答弁 |
保育料を見直す目的についてですが、本市では保育の質の確保や、保護者負担を軽減するために、多くの市費を投入しており、今後も、保育サービスにかかる経費の増加が見込まれています。 一方で、横浜保育室等の他の保育サービスと比較すると、保育料や公費の投入額に差が見られます。 今回、良質な保育を提供し続けるための財源を確保するとともに、保護者間の公平性を確保する観点から、保育料を見直すことにしました。 次に配慮した点についてですが、低中所得層は引き上げ幅を抑え、高所得層については、階層を細分化し段階的に保育料を引き上げることで、より所得に応じた負担となるようにしました。 また、複数の児童を保育所等に預けている世帯の負担を軽減するため、多子減免については、これまでよりも拡充しました。 |
質問
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保育所を必要とする全ての方が将来にわたって保育所を利用できるよう、今後も保育所整備をはじめ、多様な保育ニーズにしっかりと対応できる待機児童対策を進めていただきたいと考えておりますが、こうした取組を進めていけば、保育所運営費がさらに伸び、保護者にとっては、また保育料が値上げされるのではないか、といった不安に繋がるのではないでしょうか。
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林市長答弁
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近年の保育所入所者の増に伴う保育所運営費の増対応するため、今回引き上げを提案させていただきました。経済情勢が厳しい中での負担増については、心苦しいところですが、ご理解いただきたいと考えています。
今回の改定により一定の財源が確保できるものと考えており、当面は、今回の改定案により対応してまいります。 なお、社会経済情勢や国の制度改正等の変化が生じた場合は、その都度対応について検討してまいります。 |