9.スーパー中枢港湾 |
※答弁を要旨としてまとめたものであり、実際の答弁とは若干異なります。 |
<質疑>
スーパー中枢港湾指定の目処が立ったが、今回は東京港とともに京浜港として指定されるとのことである。ライバル港でもある東京港とはどのように連携の取り組みを進めていくのか? |
【答弁】 東京港との連携の取組につきましては、横浜港と東京港、そして川崎港の京浜3港が、我が国港湾の国際競争力強化の中心的役割を果たしていくため、京浜3港間のコンテナ輸送の効率化、港湾施設の使用手続の共通化やIT化、港湾と背後圏とを円滑に結ぶ広域的な交通ネットワークの構築など、利用者の利便性が向上する事項について、連携して取り組んでまいります。 このため、既に「京浜3港広域連携協議会」を設置しており、今後、個別テーマに対応した委員会等も順次設け、検討を進めてまいります。 |
<質疑>
連携をしながらも、競争によって東京港の後塵を拝することなく、横浜港を発展させていかなければならないと考えるが、どのようにして競争に打ち勝っていこうとしているのか? |
【答弁】
これまでも横浜港では、荷主や船会社のニーズ、また、時代の要請を的確に踏まえ、日本唯一の水深16m岸壁の整備やコンテナ予約搬出入システムの導入など、全国に先駆けて様々な取組を進めてまいりました。 今後も、本牧BC突堤間ターミナルにおける24時間全天候検疫施設の整備、輸入貨物の増加に対応した先進的な物流施設の立地促進、内航海運や鉄道も含めた国内輸送網の拡大など、横浜港の機能強化を図るとともに、積極的な誘致活動を展開し、利用者に選ばれる港となるよう取り組んでまいります。 |
<質疑>
今後、スーパー中枢港湾については、民間事業者とどのように取り組んでいくのか? |
【答弁】
横浜港では、これまでも民間事業者と行政機関により組織された「使いやすい港づくり推進協議会」で協議しながら、様々な取組を進めてまいりました。 今後は、スーパー中枢港湾の実現に向けた行動計画を実施することとなりますが、船舶や貨物を増やすことにより横浜港を発展させるという目標に向かって、民間事業者との連携を一層強め、取り組んでいく必要があると考えております。 |