(1)「グローバルMICE戦略都市」が目指す特色について
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MICE開催は、経済効果もさることながら、人々の交流による英知の結集や発信、人材育成や文化の向上など、社会的な意義や効果についても大きなものがあります。 一方で、MICE開催の場である、パシフィコ横浜は、稼働率が高く、申込みをお断りしている状況もあると聞いております。また、昨今のMICE開催の需要に対応するスペックの不足により、誘致できない会議があるとも聞いています。 特に、2020年のオリンピック・パラリンピックの開催時には、都内施設はこの関連会場となることから、MICE開催ができなくなることも予想されます。 この期間中も着実に、MICEを推進する観点からも、新たな施設整備は待ったなしであると思いますが、一方で、オリンピック・パラリンピックの開催時期を目指した複数のハード事業が動く時期に、大きな投資をすることになる訳で、市民の理解を得て、有意義なものとするためにも、目標を共有し、効果を最大化することが必要であると考えます。 そこで、 |
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林市長答弁 |
横浜の強みである、 ・医学系会議や国際会議などの開催実績 ・会議、展示、宿泊が一体となった機能集積型施設であるパシフィコ横浜 ・美しい港・街並みや文化芸術の力 等の特色を活かし、世界中の人々をひきつける、横浜ならではのブランド力と発信力ある都市を目指します。 |
(2)事業手法を決めるための視点について |
新たなMICE施設整備については、今年度、パシフィコ横浜の隣の土地を前提としたサウンディング調査で民間事業者の意向を把握し、その結果を踏まえ市会に対し3つの事業手法が提示されました。 |
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林市長答弁 |
特に、2020年オリンピック・パラリンピック東京大会の前に供用が開始できること、本市の財政負担の平準化が図れること、地域経済の活性化に資すること、などの視点から総合的に検討し、確定させます。
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