さいとう伸一の
政治活動報告

市政報告 13 皆さまの声をカタチに


点・音訳公報を市議選でも
 以前、視覚障がいを持つ方から「国政選挙では点字の選挙公報があるのに、統一地方選挙でないのはナゼ?一番身近な議員さんを選ぶのに困ってしまう」といったご意見を頂きました。
 公職選挙法には「候補者が申請した掲載文を原文のまま掲載しなければならない」という規定があり、点訳や音訳版を出す事が認められていません。現状では市がボランティア団体に実費を支払い、『選挙のお知らせ』という間接的な形で、点訳や音訳の公報を発行していますが、多くの候補者がいる市議選では一部地域を除き発行されていなかったのです。
 来春には、統一地方選挙があり、私は今月14日の市会決算特別委員会で、この件について質問しました。市は「ボランティア団体と協力して発行に向けて努力していきたい」と回答。今後は告示から投票までの間に、約150名もの候補者の公報を点・音訳できる体制作りを目指し協議を重ねるとの事。国の法改正も含めて、県議選でも同様の動きが広がる事を期待しています。
投票従事者の交替制を
 また、選挙の際、投票所の運営に携わる「投票従事者」について〝交替制の導入〟を提案しました。現在、従事する時間は、朝7時から夜8時の投票時間に加え、準備や後片付けを含めると相当な長時間となります。「長時間なので、年配者には厳しい」「引き受けてくれる人がいなくて困っている」「せめて半日ならば…」といった声もよくお聞きします。
 投票管理者は別として、その他の従事者については交替できるような制度の運用をすべきと考えます。今後、実現に向け引き続き取り組んでいきます。
夏場のゴミ収集回数の見直しを
 燃やすごみの収集回数は、この夏(7・8月)から一回減り週2回となり、区民の皆さんからは、「できる限り協力していく」との声をいただく一方で、酷暑の中、「狭い家のどこにごみを置いたらよいか」、「在宅介護なので、おむつの処理が…」など、様々なご意見を頂きました。
 現在、横浜市では『G30』に続く次期計画を策定中で「少子高齢社会の進展など社会構造の変化や多様化する市民ニーズにこたえるため、生活者の立場で考え、現場目線で対応し」との目標が示されております。
 今月1日の市会決算特別委員会で、「今後、市民の意見を踏まえ、体制をしっかりと整えた上で対応して頂きたい」と、夏場の3回収集の実施を訴えました。
 これからも、皆様からのご意見を具体的なカタチにすべく、精一杯力を注いでいきたいと思います。