横浜市では4人の副市長のうち1人が担当していた「こども青年局」「健康福祉局」に加え、『たて割り』から『横断的』に少子高齢化対策に取り組めるよう、「まちづくり調整局」を新たに担当。少子高齢化施策とまちづくりとの連携を強化し、包括的な取り組みを目指すものです。
こうした中で、地元が抱える〝街全体の高齢化〟は深刻になりつつあり、高齢者のライフスタイルを中心に据えたインフラ整備(交通ネットワークの構築やバリアフリー化など)は急務といえます。
例えば、山坂の多い保土ケ谷区におけるバスネットワークは、特に高齢者にとって日常生活で大切なものです。
その中で「バスの本数を増やして欲しい」「ウチの近所にもバスを!」といった要望を実現するためには、交通局や道路局さらには周辺住民などからの意見を集約する必要があり、なかなか一筋縄ではいかない面がある事も否めません。 |