さいとう伸一の
政治活動報告

5.医療安全相談窓口の設置

答弁を要旨としてまとめたものであり、実際の答弁とは若干異なります。

<質疑>
 医療安全相談窓口は7月に開設されるとのことだが、相談を受ける職種・人数等どのような相談体制を考えているのか。
【答弁】
 衛生局医療安全課内に窓口を設置し、相談には薬剤師、看護師、医師等の職員のうち、常時2名が専用電話で対応します。併せて、課内に相談コーナーを設け、予約制により面接相談に応じます。また、相談の時間帯は平日午前8時45分から午後5時15分までを予定しています。

<質疑>
 窓口で市民から受ける相談・苦情はどのようなものを想定し、その対応はどのように行うのか。また、相談・苦情の中には医療事故に関するものも含まれると思うが、そのような相談にも対応することになるのか。
【答弁】
 想定される相談・苦情及びその対応は、市内の医療機関で行われている医療全般が対象となり、医師の説明不足や職員の応接態度などについての苦情等が想定されます。
 寄せられた相談・苦情は、医療機関に事実を確認し、医療法に基づく指導等が必要な場合は、改善に向けた指導を行います。その他の場合には、医療機関と相談者との話し合いをすすめ、自主的な問題解決を図るよう促します。
 医療事故に関する相談は、自主的解決に向けたアドバイスは行っていきますが、医療行為の妥当性についての判断を求められた場合には、弁護士会等適切な関係機関を紹介していきます。

<質疑>
 受け付けた相談・苦情をどのように活用していくのか。
【答弁】
 相談・苦情の事例を収集・分析し、市医師会、市病院協会など医療関係団体を通じて、各医療機関に対し、定期的に情報提供を行い、自主的な改善に向けた取り組みが進むよう促します。
 また、医療関係団体の協力を得て、相談事例を生かした研修会等を開催し、医療の安全確保や患者サービスの向上を図っていきます。