さいとう伸一の
政治活動報告

1.介護予防の充実

答弁を要旨としてまとめたものであり、実際の答弁とは若干異なります。

<質疑>
 中学校区に1カ所の整備を進めている地域ケアプラザを、介護予防の拠点と位置付け、介護予防に関するサービスの調整や情報発信など、地域における介護予防推進の機能を持たせるべきではないか?
【答弁】
 高齢者が、住み慣れた地域で安心して生き生きとした生活を続けていくことが何より大切であり、そのためには、身近な地域で自ら介護予防に取り組んでいくことが重要であると考えております。
 このため、現在、地域ケアプラザにおいて、適切な介護予防サービスの調整を行う介護予防プランの作成、転倒骨折予防教室など介護予防事業の実施や、情報の提供・啓発などを行っております。

 今後とも、高齢者が、できる限り要介護状態にならずに暮らしていけるよう、地域ケアプラザを介護予防に関するサービスの調整や情報提供などの場として、地域の中で活用されるようにしてまいります。

<質疑>
 総合型地域スポーツクラブを推進する中で、高齢者健康メニューを取り入れて、高齢者がスポーツに親しみやすく、世代を越えた交流も可能な環境づくりを進めるべきではないか?
【答弁】
 高齢者の健康づくりとしては、高齢者向けの体操教室や、どの世代でも手軽にできるグランドゴルフなどのニュースポーツの普及振興に取り組んでおります。

 現在、教育委員会では、横浜市スポーツ振興審議会で「総合型地域スポーツクラブづくり」を推進するための諸方策についてご審議をいただいており、今後、より一層地域のニーズにあった高齢者の健康対策や、世代間交流の環境づくりが図れるよう、関係者の皆様と協議を進めてまいりたいと考えております。

<質疑>
 介護予防に関わる様々な関係者で「介護予防連絡協議会」を設置することにより、住民参加のもとで、介護予防を計画的かつ効果的に進めていくべきではないか?
【答弁】
 介護予防を効果的に実施するためには、地域の特性やニーズに応じて、柔軟に対応することが重要であると考えています。
 このため、各区の地域福祉保健推進会議などを活用して、知識の普及や地域住民の参加を得て意見の反映に努め、市民や地域の主体的な活動との協働により介護予防に取り組んでまいります。

<質疑>
 介護予防を効果的に推進するためには、その実施効果を検証していくことが必要であり、具体的な数値目標などを立て、取り組むべきではないか?
【答弁】
 本市では、今後も後期高齢者の増加などにより、要介護者の増加が予想されています。
 そこで、高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画の中で、「健康づくり・介護予防の推進」を主要な課題の一つと位置付け、達成目標を定めているところです。

 今後、各種の事業を推進していく中で事業効果を検証しながら、引き続き介護予防の効果的な推進に取り組んでまいります。