●新たな環境での再スタート
 1998年12月、衆議院議員 上田いさむ(公明党2期生・旧選挙区で衆議院南関東比例区選出)の私設秘書として再スタート。

 温かい雰囲気の事務所だった。
 上田いさむさんは、東大卒。当時40才。若くて優秀な人だということはよく知っていた。

  一緒に仕事をして感じたのは、とにかくタフであること。10才若い僕でもついていけないかもしれないと思う程だった。
 それに、仕事に対して非常に(異常に)まじめで、何ごとに対しても黙々と挑戦する。そんな中でも、お母さんと奥さんと二人の子どもの事をとても大切にしている。

 そんな上田いさむさんのもとで、地元担当(横浜市保土ケ谷区)秘書として働いた。保土ヶ谷の支援者の皆さんにとてもかわいがっていただき、歩けば歩くほどさまざまなご相談もいただいた。
 解決に向けて、その人の身になって頑張っているうちに、問題が解決した時の依頼者の喜ぶ顔を見ることが、僕にとっての生きがいになっていた。

 どうしても横浜市に関連するご相談が多い。さすが全国で最大の政令指定都市である。
 保土ケ谷区選出の公明党の堀井市会議員に、いろいろなことを教わりながら働いた。
 皆さんの身近な場所で、ご相談を受け、その人のために働くことが、僕のやりがいになっていた。