さいとう伸一の
政治活動報告

市政報告 14 皆さまの声をカタチに


安心して出産できる環境を
 以前「出産できる病院がなかなか見つからない。どうすればいいのでしょうか?」という内容のご相談をいただきました。
 我が家は里帰り出産でしたが、横浜ではこうしたご相談が増えているように感じています。それを裏付けるように市の調査では、分娩件数が増加しているのに分娩取扱施設の数は減っている、という現実があります。
 現在、横浜市の出生数は年間約3万2~3千人。出産取扱数は約2万8千件。里帰り出産の方もいますが、このギャップは埋めなければなりません。
 現在、横浜市では平成25年度までの目標や目指す姿などを示す「中期4か年計画」を策定中ですが、この中で「年間の出産取扱数の目標数値」として3万件を掲げています。
 今後とも出産環境の拡充に努めていく必要があると考えます。
ニーズを捉え、より良い出産環境づくりへ
 こうした「出産する場所が分からない、見つからない」という声に応えるために、市内全ての出産取扱施設(病院・診療所・助産所)の予約状況を案内する専用の電話窓口『産科あんしん電話』が10月1日に開設されました。ここに電話をすれば出産取扱施設と予約状況を確認できます。
 今後は相談内容等を分析し、ニーズを捉え、より良い出産環境の整備に向け議会でも議論していきたいと思います。
 さらに『小児救急電話相談』についても、受付時間帯が翌朝9時(従来は午前0時)まで延長され、対応する看護師も増員されました。我が家でも子どもの体調のことでどうしたら良いのか分からない時、力強い味方として活用しています。
『産科あんしん電話』
?045・228・1103 いいおさん
月~金曜(祝休日を除く)9時~17時
『小児救急電話相談』
?045・201・1174 いいナース
平日18時~/土曜13時~/日祝日・年末年始9時~いずれも翌朝9時まで
 これからも、皆様の声をカタチにすべく、全力で取り組んでいきたいと思います。