さいとう伸一の
政治活動報告

 アスベスト対策

答弁を要旨としてまとめたものであり、実際の答弁とは若干異なります。

<質疑>
 民間住宅のアスベストに関する市民への情報提供について、どのように行っているのか伺いたい。
【答弁】
 8月から横浜市のホームページに住宅等に用いられているアスベストに関する質問と回答を掲載し、情報提供を行っている。
 11月からは、戸建て住宅に関するチェックと対処方法を盛り込んだパンフレットを区役所等で市民に配布している。
 また、12月にこのパンフレットと同様の内容を掲載した広報よこはまの特別号を各戸へ配布している。

<質疑>
 戸建て住宅を含む小規模な建物についても、アスベストの実態把握に努めるべきだと考えるが、市長の考えを伺いたい。
【答弁】
 国土交通省の社会資本整備審議会のアスベスト対策部会において、小規模建築物の調査・対策の方針について検討されていることから、国の動向を踏まえて対応していく。

<質疑>
 マンションのアスベスト除去に対する支援はどうなっているのか伺いたい。
【答弁】
 現在は、除去工事費用については住宅金融公庫のリフォーム融資が利用できるほか、共用部分については、横浜市建築助成公社が公庫融資に上乗せする形で融資を行っている。

<質疑>
 健康被害に直接結びつく吹き付けアスベストについては、民間建築物も含めて、調査分析、除去費の一部助成や無利子融資など、市民が利用しやすい支援策を講じるべきと考えるが市長の考えを伺いたい。
【答弁】
 今後示される国の検討結果等も踏まえながら、アスベストの除却を促進させるため、専門家による相談体制の強化、低利な資金調達の支援などの支援策の検討を進めていく。

<質疑>
 建築物の解体について届け出のない工事に対する強化が必要と考えますが、市長の考えを伺いたい。
【答弁】
 現場パトロールや通報により無届工事を確認した場合は、報告書を提出させ、必要に応じて助言などの指導をしている。
指導に従わない事業者に対しては、厳正に対応していく。

<質疑>
 市内から発生するアスベスト廃棄物の処理はどのように行っているのか。また、今後、大量に廃棄されることが見込まれるがどのように対応を行うのか伺いたい。
【答弁】
 飛散性アスベストは、特別管理産業廃棄物として廃棄物処理法の基準に従い、埋立てや溶融処理しているが、半分以上は市外で処理されている。
 また、非飛散性アスベストについては、国の技術指針に従って中間処理や埋立処分されている。
 多量に廃棄されるアスベスト廃棄物に対する対応については、国が責任を持って支援策を講じるよう要望したほか、今後とも法や技術指針に基づき適正に処理するよう事業者指導を徹底していく。